太陽光発電

産業用・公共用太陽光発電システム設置を開始
体育館など設置が難しい屋根に設置可能に

本記事は平成22年5月17日の内容となります。

当社は、建築屋根工事業にて培ったノウハウを活かし、工場・倉庫・公共施設・学校・体育館・ショッピングセンターなど、強度上の問題から太陽電池設置が難しい施設に、太陽電池を設置することができる超軽量の太陽光発電システムを開発し、販売を開始しました。

この太陽光発電システムにより、学校の体育館など太陽電池自体の設置が困難な場合でも、設置に伴う強度補強や従来の取り付け架台なしに、太陽電池を設置できます。

本システムで使用する太陽電池は、プラスチックフィルムを基板に用いたフィルム型アモルファス太陽電池を使用します。

特徴1

モジュール単体の厚さはわずか1mm(フィルム0.1mm/太陽電池0.1mm/フッ素鋼板0.8mm)、従来のガラス基板を使用した太陽電池に比べて重量で約1/7です。建物への荷重負荷が少なく大面積化に対応。このモジュールを屋根や外壁に応じて、当社独自の加工を行います。

特徴2

薄いフィルム状で屋根や外壁への曲面設置など、取り付けの自由度も飛躍的に向上し、設置する状況や用途に応じて最適な形で導入できます。

本システムは、特に工場や倉庫屋根に使用される長尺折板・波型スレート屋根材に設置が可能で、フィルム型アモルファス太陽電池を鋼板に接着した一体型太陽電池を、当社が開発した軽量の専用金具で既存の屋根にビス穴等を開けることなく設置できます。

佐賀市アバンセへの設置例

  • 当社は、本太陽光発電システムにて産業用工場・倉庫、公共施設に太陽電池を設置することにより、初年度売上高を約2億円見込んでおります。
  • 本システムの販売に関しましては、エリア毎の代理店網を構築し、全国販売して参ります。
  • 今後、パネル一体型モジュールによる産業用太陽電池の設置を行い、次のステップとして長尺折板屋根材に直接太陽電池モジュールを蒸着した屋根材一体型太陽電池の開発を行います。
タイプフィルム型パネル一体型モジュール内接続4直列2並列
公称最大出力[W]9286.4
公称最大出力電圧[V]319.4306.4
公称最大出力電流[A]0.2880.282
公称開放電圧[V]429428
公称短絡電流[A]0.3900.388
最大システム電圧[V]1000600
寸法[mm]460×3399525×3881
厚さ[mm]12
重量[㎏]1.5714.9

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